字源の謎を解く

北嶋廣敏

「毒」のなかになぜ「母」がいるのか?
知れば誰かに教えたくなる、意外すぎるあの漢字の成り立ち

定価
880円(本体800円+税10%)
ISBN
9784781680446
JANコード
1920281008009
NDC分類
811
発売日
2018年5月8日
判型
新書判  
製本
ページ数
192ページ
カテゴリー
趣味・実用
シリーズ
イースト新書Q

詳細Detail

  • 内容紹介
  • 目次
日本人が日常生活のなかで使っている漢字は2000~3000字程度といわれ、「常用漢字」では現在2136字が選定されている。このように私たちはふだん多くの漢字と接しているにもかかわらず、たとえば「毒」という字を前にして、どうして「毒」のなかに「母」がいるのか、といったことをいったん考えてみると、じつはよくわからないことが多い。本書では1頁に付き1つの漢字を取り上げ、その字源(成り立ち)について謎解きを試みた。

北嶋康敏(きたじま・ひろとし)
1948年、福岡県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。短歌・美術の評論でデビュー。著書に『塚本邦雄論』(六法出版社)、『林檎学大全』(全3巻、アディン書房)、『聖アントニウスの誘惑』(雪華社)、『猫まるごと雑学事典』(日本文芸社)、『江戸川柳で読む忠臣蔵物語』『不思議猫の日本史』(グラフ社)、『図説大江戸おもしろ商売』(学習研究社)、『江戸人のしきたり』『江戸の敵をなぜ長崎で討つのか』『知識ゼロからの大江戸入門』(幻冬舎)、『「奥の細道」を10倍楽しむ50の謎』(明治書院)、『日本人として知っておきたい地名の話』(毎日新聞社)、『植物は動けないけど強い』(ソフトバンク新書)ほか、多数。言葉に関する著書に『語源の辞典』(日本実業出版社)、『ことわざの謎と裏』『オンナの漢字』(太陽企画出版)、『親を切ると書いてなぜ「親切」』『イカはなぜ烏賊と書くのか』(リイド文庫)などがある。
はじめに
第1章「寒」の下部の2つの点は何なのか ア行~カ行
第2章「道」になぜ「首」があるのか サ行~タ行
第3章「暮」になぜ「日」が2つもあるのか ナ行~ワ行

column
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