身近な鳥のすごい事典

細川博昭

したたかな暮らしや深すぎる歴史…
スズメを見る目が変わるかも?

定価
968円(本体880円+税10%)
ISBN
9784781680385
JANコード
1920245008809
NDC分類
488
発売日
2018年1月9日
判型
新書判  
製本
ページ数
208ページ
カテゴリー
サイエンス
シリーズ
イースト新書Q

詳細Detail

  • 内容紹介
  • 目次
スズメの数が減っている? 〝伝書〟できる鳥がハトだけなのはなぜ? カラスが〝嫌われ者〟になった理由は? 「身近すぎる」スズメ・カラス・ハトから、 「四季を感じさせる渡り鳥」ハクチョウ、ツバメ、 「見覚えはあるけど名前は知らない」シジュウカラ、ハクセキレイ など、 都市で見られる25種の鳥たちの、意外な歴史と驚きの生態を紹介する。

細川博昭(ほそかわ・ひろあき) 作家。サイエンス・ライター。 鳥を中心に、歴史と科学の両面から人間と動物の関係をルポルタージュするほか、先端の科学・技術を紹介する記事も執筆。 おもな著作に、『鳥を識る』(春秋社)、『知っているようで知らない鳥の話』『身近な鳥のふしぎ』『鳥の脳力を探る』『江戸時代に描かれた鳥たち』(SBクリエイティブ)、『大江戸飼い鳥草紙』(吉川弘文館)、『インコの心理がわかる本』『うちの鳥の老いじたく』(誠文堂新光社)、『インコのひみつ』(イースト・プレス)などがある。 日本鳥学会、ヒトと動物の関係学会、ほか所属。
第1章 人間といい距離で暮らす
・ハトが秘めている驚異的な能力 ドバト
・神の遣いにして、恋の鳥 ハシブトガラスとハシボソガラス
・スズメがしているのは共生? それとも依存? スズメ 
・人間の町に住みついた、巨大な群れをつくる鳥 ムクドリ
 ほか

第2章 日本人から愛されて
・平安貴族に愛された鳥、ヒヨドリ 
・ウグイス色はメジロ色? メジロとウグイス
・万葉人も知っていたホトトギスの托卵 ホトトギス
・セキレイは都会暮らしが性に合う? ハクセキレイとセグロセキレイ
 ほか

第3章 水辺でなごむ  
・宝石に名を与えた水辺の珠玉 カワセミ
・白鷺という名のサギはいない  コサギとアオサギ
・鵜飼は見る娯楽? それともスポーツ? ウミウとカワウ
・ユリカモメとミヤコドリの微妙な関係 ユリカモメとミヤコドリ
 ほか

第4章 気がつくとそこにいる
・トビはあまり猛禽類らしくない?  トビ
・キツツキは脳震盪を起こさない コゲラとアカゲラ
・ブッ・ポウ・ソウと鳴くミミズクの仲間 コノハズク
・ほかの鳥の歌をまねるのも大事な繁栄戦略
 ほか

あとがきにかえて ワカケホンセイインコが日本の鳥になる日)

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