野球崩壊 深刻化する「野球離れ」を食い止めろ!

広尾晃

10年後にマイナースポーツ転落!?
「サッカーと手を取り合えば、間違いなく成功しますよ」川淵三郎(日本サッカー協会最高顧問)

定価
1,404円(本体1,300円+税8%)
ISBN
9784781614816
NDC分類
783
発売日
2016年10月5日
製本
ページ数
240ページ
カテゴリー
趣味・実用

詳細Detail

  • 内容紹介
  • 目次
10年後にマイナースポーツ転落!? プロ野球の「観客動員増」の裏で、「競技人口の減少」が止まらない。「子どもの好きなスポーツ」でもサッカー、バスケに抜かれ3位に下落した。野球が国民的スポーツとして復活する日は来るのか? 人気野球ブロガーと各界の識者による「野球再建」への提言。[ロングインタビュー] 「サッカーと手を取り合えば、間違いなく成功しますよ」川淵三郎(日本サッカー協会最高顧問)


広尾晃(ひろお・こう)

1959年大阪市生まれ。立命館大学卒業。コピーライター、プランナー、ライターとして活動中。日米の野球記録を専門に取り上げるブログサイト「野球の記録で話したい」でライブドアブログ奨学金受賞。そのほか、プロ野球の名選手の記録を紹介する「クラシックSTATS鑑賞」などのサイトも運営。合わせて月間80万PVを集めている。J-SPORTSでプロ野球のコメンテイターも務めている。著書に『巨人軍の巨人 馬場正平』『プロ野球なんでもランキング』『プロ野球解説者を解説する』『もし、あの野球選手がこうなっていたら』などがある。
はじめに
誰も言わないからあえて言う。このままでは野球に未来はない。

第 1 章  プロ野球があぶない
観客動員増の裏で起きた「モラル崩壊」

“野球の申し子”清原和博の覚せい剤使用/讀賣巨人軍選手の野球賭博事件/「文春砲」の餌食になる野球界/プロ野球界の「金まみれ体質」/バドミントン界との処分の差/〝社会の変貌〟に気がつかない野球界/“野球の裾野”が消えていく

野球再建への提言──①
ノビシロはまだまだある。
やる気になれば、3年で野球は大きく変わる!
小林至江戸川大学教授/元プロ野球選手

第 2 章 競技人口の減少が止まらない
少年野球、高校野球もあぶない

高知新聞が報じた「不都合な真実」/危惧が現実になってしまった/小中学生の野球部員はやはり減っていた/高野連の数字の謎/大きな流れとなっている野球離れ/2010年に何が起こったのか?/野球エリートは減っていない/現実から目をそらす野球界、大メディア/出演者志望はいてもお客はいない

野球再建への提言──②
子どもたちに「明日も明後日も野球がやりたい」と
思わせるような指導を!
池井優慶應義塾大学名誉教授

第 3 章 なぜ野球は嫌われるのか?
「野球離れ」の要因

少子化が理由ではない
【 要因① 親の負担 】
重装備が進む少年野球/休日ごとの「お茶当番」/親が手間暇かけて当たり前/采配、起用に口出しする親/格差の広がり
【 要因② 暴力、パワハラ 】
「マフィアが野球を教えている」/人権意識は生まれているが
【 要因③ 勝利至上主義 】
勝つためなら何でもする/草創期からあった勝利至上主義/一球入魂
【 要因④ エリート主義 】
本物のエリートがはじめた日本野球/3年間一度も試合に出ない野球部員/是正されつつある「エリート主義」
【 要因⑤ 24時間、365日野球漬け 】 
私財をなげうつ指導者たち/部活顧問をやりたがらない先生たち/「高校野球は人生そのもの」/シーズンスポーツの考え方/野球バカを生み出し続ける指導法/変貌するスポーツ界
【 要因⑥ 団結しない野球界 】
お山の大将の集まり/プロ、アマ対立の歴史/プロ野球と高校野球の谷間/一部分にとどまるプロ・アマ連携

野球再建への提言──③
47都道府県で「野球を観るチャンス」をつくる必要がある。
プロだ、アマだ、独立リーグだと言っている場合じゃない。
鍵山誠一般社団法人日本独立リーグ野球機構 会長/四国アイランドリーグplus 事務局理事長

第 4 章 世界の野球に学べ 143
[寄稿]石原豊一スポーツライター

「体育会」という異次元空間/「野球人」という特権意識/世界の野球から──「マイナーリーガー」という社会人/ある助っ人外国人の今/一市井人としてのイタリア人野球選手/日本のスポーツ界に巣食う病/「体育会病」への処方箋

野球再建への提言──④
野球には100年かけて築いた文化がある。
人気と力があるうちに、「地域資産」として再生を!
大西宏ブロガー/コア・コンセプト研究所代表取締役

第 5 章 サッカーに学べ

ライバル不在だった昭和時代/Jリーグの誕生/「サッカーのため」だけでなく/プロ野球は反面教師/Jリーグ百年構想/プロ野球の牙城に迫るJリーグ/子どものうちにサッカーファンにする/天と地ほど違う指導法/「グラスルーツ」という考え方/課題に一枚岩で取り組む姿勢

野球再建への提言──⑤
Jリーグのあるところにプロ野球をつくれば成功する。
一緒に未来を開拓しよう。
川淵三郎日本サッカー協会最高顧問/公立大学法人首都大学東京理事長

第 6 章 野球再建への10の提言

野球の退潮は、もうはじまっている/野球再建への10の提言
【 提言① 野球界を統括する組織の創設 】
【 提言② 本当に組織を統括することができる経営者の擁立 】
【 提言③ 野球組織からのメディアの排除 】
【 提言④ 「甲子園」の解体と再生 】
【 提言⑤ 指導者のライセンス制の導入 】
【 提言⑥ プロ野球と社会人野球、独立リーグの一体化、組織化 】
【 提言⑦ 女子野球の振興 】
【 提言⑧ 高校野球を含む「部活」の改革 】
【 提言⑨ 野球ビジネスの一体化 】
【 提言⑩ 「百年構想」への参加 】

おわりに

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