しごととわたし

梶山ひろみ

女性は、本当に、自由だ!――服部みれい(帯)

定価
1,760円(本体1,600円+税10%)
ISBN
9784781612447
NDC分類
159
発売日
2014年11月5日
製本
ページ数
265ページ
カテゴリー
ビジネス・経済

詳細Detail

  • 内容紹介
  • 目次
女性の人生は、「する」「しない」を選ぶことの連続だ。 例えば、仕事や家事、恋愛、結婚、出産、いつまでも美しく、健やかであろうと努力することなんかも。 「世間のものさし」や「無言の了解」から一歩離れて、のびやかに人生を謳歌する女性たちのインタビュー集。

梶山ひろみ(かじやま・ひろみ)
一九八八年生まれ。熊本県出身。日本大学文理学部社会 学科を卒業後、編集者のアシスタントとして働きはじめる。 二〇一二年四月、仕事と女性の生き方をテーマにしたフリーペーパー「しごととわたし」を創刊。現在は雑誌編集部のアシスタントとして働く傍ら、フリーランスでも活動している。
はじめに

雑誌『ecocolo』編集長 石田エリ
そのときの「流れ」に身をゆだねながら
大切なのは、自分にフィットするかどうか/「動きたくなる波風」を立てたい/
震災がもたらした価値観の変化/誰でもなく、自分にとって自然な生き方を

コピーライター 尾形真理子
男女の違いを、やさしい気持ちで肯定したい
「若い女性」以上の価値がほしかった/自分が飽きない自分でいたい/
「予想と違った」ことは、失敗じゃない

日傘作家 ひがしちか
娘と一緒に、自分に正直に生きていく
もう二度と履歴書は書かない/いつも本心で、傘に向き合う/
「仕事」じゃなくて「志事」をしたい

「山陽堂書店」店主 萬納幸江
家族に尽くして、家族に支えられて
女ひとり、洋裁で身を立てるつもりだった/好きな仕事に突き進んでいた生活から一転、
家族とお店に尽くす日々/四十代で乳がんに/合い言葉は「身の丈プラスアルファ」

俳優 渡辺真起子
繰り返し問い詰めた先に見えてきたもの
女である前に、人でありたい/何に代えても、この仕事を/
産めるかもしれない、産まなきゃいけないのかもしれない/知ることで、肯定できるようになりたい

特別対談① 渡辺真起子さん×母・美恵子さん
「いつも今が百点」なんだと、言えない娘と、言えちゃう母と。

ギャラリー「ROCKET」企画 井上 恵
憧れの場所で働ける喜び
メール一通に気持ちを込めて/「仕事」と「人生の楽しさ」は、互いに影響し合うもの/
目の前のチャンスに必ず飛び込む

コーディネーター 大塚博美
人生に起こる「とんでもないこと」を楽しみながら
一度は、親の意向から医療の道へ/二十八歳、十七万円と鞄ひとつでパリへ/
私にしかできない仕事を/いつも、自分にとってベストな選択を

バレリーナ 生方さくら
三歳から、ひとつの夢を追い続けること
ずっとバレエが大好きだった/忘れられないカーテンコール/全ては自分の考え方次第

スタイリスト 井口さおり
家族ができて戻ってきた自分らしさ
着る人の魅力を引き出す衣裳を/「しなくちゃいけないこと」に救われている/
積み上げてきたものと、新たな挑戦と

作家 よしもとばなな
周りを「観察」して、自分にとっての真実を見いだす
小説を書くことは、自分が食べていく手段/周りを「観察」して、自分にとっての真実を見いだす/
人生の変化を怖がりたくない/頑張り過ぎずに、鷹揚でいること/男性にも、女性の目線に立ってもらう/
自分を貫きながら生きる、同時代の人へ

「CAFE & CATERING TORi」オーナー 岡本雅恵 & 鷲巣麻紀子
女性同士で手探りしていく、女性にやさしい仕事の在り方
岡本雅恵
三年だけは、仕事を第一にしようと決めた/三十歳を境に変化した気持ち/
一番大事なものをはっきりさせて
鷲巣麻紀子
シンプルで、欲ばりで、わがままだった/女性の心と身体は驚くほど繋がっている/
大切なのは、「誰かと一緒に何かをすること」

特別対談② 岡本雅恵さん×鷲巣麻紀子さん
選択して、乗り越えて。彼女たちが、お店の次に思い描いた空間とは……。

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