君主論 悪の人心掌握の知恵150

ニッコロ・マキアヴェッリ

イタリア ルネッサンス期に書かれた「非情の書」が、より実践的な格言集に思いのままに人を動かす「恐るべき本」
500年読み継がれた名著を「わかりやすく」新訳・新編集!

定価
660円(本体600円+税10%)
ISBN
9784781670102
JANコード
1920130006002
NDC分類
361
発売日
2009年9月28日
判型
文庫判  
製本
ページ数
336ページ
カテゴリー
ビジネス・経済
シリーズ
文庫ぎんが堂

詳細Detail

  • 内容紹介
  • 目次
『君主論』は16世紀、ニッコロ・マキアヴエッリが、
当時の支配者階層であったメディチ家に政策提言する目的で書かれたものです。
その後、古今東西の権力者によって人心掌握術の書として読み継がれてきました。
この難解な『君主論』を、わかりやすく150の格言集として新訳・新編集したのが本書です。
ここに書かれている150の言葉は、「人の動かし方」「権力の維持のしかた」「国の守りかた」、
そして「人間の本質」について教えてくれることでしょう。
はじめに

Ⅰ 覚悟を決める
悪人になる覚悟を持つ
いい人に徹することはできない
慎重にふるまい、深刻な悪評は避ける
避難されてもひるまない
本当に気前がいいとろくなことにならない
けちと言われようとも気にしない
偉大なことはけちでなければ成し遂げられない
けちであることは君主の座を守る
これから君主になろうとするものは、
 「気前がいい」という評判が必要になる
与えるならば人のものを与える
気前のよさは身を滅ぼす
強欲だという悪評がたつよりも、
 けちと言われるほうが利口である
情けの使い方に注意する
疑うことを忘れない、かといって疑いすぎない
愛されるより怖れられるほうがいい
人間は卑劣な生き物だと知る
憎まれないようにする
人の財産に手を出さない
戦場では残酷と言われるのを気にしない
怖れを引き起こす

Ⅱ 賢くなる
悪知恵を使う
獣と人間をうまく使い分ける
狐と獅子に学ぶ
ぬけぬけと大嘘をつく
美質を備えているように見せる
必要であれば、悪の道を行く
誠実で親切に見えるようにする
結果こそがすべてと知る
民衆は見かけと結果に動かされる
持ち物や名誉を奪ったり、傷つけたりしない
力強くふるまう
尊敬される
怖れるべきことが二つある
謀反を防ぐ
民衆に憎まれない
謀反はめったに成功しない
国民を味方にする
国民に愛される
自分で直接手を下さない

Ⅲ 信頼される
誰にも憎まれないことは不可能である
善行は仇になることもある
身近に仕える者をひどく傷つけない
力のある者を味方につけておく
国民を武装させる
国民への信頼を示す
新しい領地の武装を解く
敵を制すればひと回り大きくなれる
かつての敵ほど人並み以上に忠義を尽くす
協力者の動機を考える
自分に敵意を見せる者のほうが、友好関係を結びやすい
最強の砦は国民に憎まれないこと
砦を過信しない
偉大な人物であるという評判を得るよう努力する
自分が敵か味方かを明言する
中立の道を選ぶとたいてい失敗する
正義をないがしろにしない
強い国とは手を組まない
危険のない道はない

Ⅳ 結果を出す
有能な人物を引き立てる
努力する者には報いる
有能で忠実な側近を選ぶ
自力で理解する
君主のことを自分のことより優先する側近を置く
選ばれた者だけを情報源として信用する
必要な助言を聞く
賢い君主がよい助言を受ける
人間は過去より現在を見る
国を築いて強くする君主もあれば、もらった国を失う君主もある
怠惰な者は国を失う
自分の行動と能力を頼みとする
人間の力で半分は変えられる
運命の変化に備える
運だけに頼らない。時代に応じてやり方を変える
状況に合った手法を使う
自分のやり方に固執しない
慎重であるより果敢なほうがいい
優秀で統一された軍を育てる
国を治めるには二つの方法がある
それまでの制度をおろそかにしない
強硬な態度に出ない
前の君主に連なる者は根絶やしにする
新たな領地に住む
新たに得た領地ににらみをきかせる
叩くときは、徹底的に叩きのめす
周囲の弱小国を味方につける
つねに先に先にと手を打つ
問題の芽を見過ごさない
滅びないため、あえて戦う道を選ぶ
身のほどに合った欲求を持つ
ほかの国を強大にしない
君主の権力が強い国は、征服されにくく治めやすい
手に入れた「自由な地」は滅ぼす
運をあてにしない
運がくれるのは好機だけ
あくまで実力で好機をつかむ
変革に抵抗はつきものと知る
改革は、強引に実行する
民衆は気まぐれである

Ⅴ 権力を守る
武力のない君主は困難を負う
労せずして君主になった者は、大いに努力する必要がある
自分の地位を守る基盤をつくる
国を手に入れたあとの基盤工事は危険だと知る
君主の鑑とは
人は怖れや憎しみから人を傷つける
人は決して昔のことを水に流しはしない
武力にも才能にも運にもよらずに君主になる方法
悪逆の限りを尽くせば名誉は得られない
残酷さは、うまく使う
征服は、一気にやってしまう
残酷な行為は繰り返さない
悪いことは一気に、よいことは小出しに
状況に左右されない
民衆と貴族
貴族と君主、民衆と君主
民衆を敵に回さない
見限られない
貴族の反抗を警戒する
頼ってくる者には目をかける
臆病な者はうまく利用せよ
野心のある者は警戒せよ
民衆の支持を保つ
民衆を保護する
民衆を味方につける
民衆を権力の基盤とする
忠誠心は危機において試される
必要とされる君主になる

Ⅵ 勝者になる
他国に頼らない
守りの堅い都市を持つ
励まし、脅し、抑え込む
人は恩恵を与えることにも喜びを感じる
すぐれた法とすぐれた軍隊を持つ
お金目当ての兵には気をつける
戦いに長けた者を信用してはならない
君主は自ら自国軍を指揮する
強国に援軍を頼まない
援軍をあてにしない
自国軍で戦う
使い慣れた武器で戦う
災いは芽のうちに見つける
自国軍がなければ安全はない
自らの武力を基盤としない栄華ははかない
余計な技術を学ばない
自分の楽しみを重んじない
武力がないと見下される
武力がなければ武力のある者に勝てない
体と頭の訓練をする
戦術を考え抜く
歴史の勝者に学ぶ
すぐれた先人を見習う
理想にこだわりすぎない。現実を見る

訳者あとがき

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