未婚中年ひとりぼっち社会

能勢桂介 著 / 小倉敏彦

時代の変化についていけず、結婚観がズレている!?
葛藤する〈独身中年男〉は、結婚“しない”のか“できない”のか!?

定価
946円(本体860円+税10%)
ISBN
9784781651217
JANコード
1920230008609
NDC分類
367
発売日
2020年2月12日
判型
新書判  
製本
ページ数
240ページ
カテゴリー
政治・社会
シリーズ
イースト新書

詳細Detail

  • 内容紹介

時代の変化についていけず、結婚観がズレている!?

葛藤する〈独身中年男〉は、結婚“しない”のか、“できない”のか!?


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結婚という「当たり前」はどこへ行った?

未婚率の上昇が止まらない。かつては誰もがしていた結婚は、もはや自明のことではなくなった。少子化が騒がれてから四半世紀が経ち、男性の四人に一人は未婚のまま一生を終える時代。職業選択や消費活動、恋愛など、人生における選択肢が広がる中で、バブル世代〜団塊ジュニア世代は、なぜ結婚しなかったのか。「恋愛」「職場環境」「雇用形態」「趣味」「風俗利用」……独身中年男たちへのインタビューから解き明かす、「未婚化社会」日本の実相。

この先の人生、「ひとりぼっち」の寂しさを抱えながら生きることを避けるために、「性愛」の根源から見つめ直し提言する。


<目次>

第一章 崩壊する「昭和婚」

第二章 結婚における「自由」と「安心」のジレンマ

第三章 「正規職」でも、出会えない?

第四章 結婚を決められない「あれかこれか」の迷宮

第五章 打ちひしがれる「非正規職」

第六章 独身男の「快楽」と「憂鬱」

第七章 他者を受け入れることと「安心感」

第八章 「持続的な親密性」の再構築 

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