ふつうの非婚出産 シングルマザー、新しい「かぞく」を生きる

櫨畑敦子

結婚はしない。でも、産みたい。「ザ・ノンフィクション」(フジテレビ系)放送。

定価
1,430円(本体1,300円+税10%)
ISBN
9784781616926
JANコード
1920095013008
NDC分類
916
発売日
2018年7月10日
製本
ページ数
216ページ
カテゴリー
ノンフィクション

詳細Detail

  • 内容紹介
  • 目次
結婚せずに出産する女性が増えている。統計では、母子家庭における未婚者の割合はこの5年間で3倍近くにも急上昇中だ。彼女たちの存在は、「セックス」「出産」「結婚」が三位一体となっていた時代の終わりを意味しているのだろうか? 著者は、結婚せずに子作りに協力してくれる人を求め、独自の「契約結婚」やゲイカップルとの人工授精を試みるなど、試行錯誤しながら念願の第一子を非婚出産。家族とは何か。結婚とは何か。現在、共同保育を実践中であるシングルマザーの著者が波乱万丈の半生を振り返りつつ、それらの問いについて綴ったエッセイ。寺脇研氏(元文部官僚)、推薦。著者のドキュメンタリー番組「ザ・ノンフィクション」(フジテレビ系)放映。

櫨畑敦子(はじはた・あつこ)
大阪在住のシングルマザー。労働者兼養育者。17歳で多嚢胞性卵巣症候群と診断され妊娠を諦めていたが、会社員を経て保育士になる過程で妊娠・出産を強く望むようになる。「結婚しないで出産したらどういう子育てのやり方があるか?」を模索し、契約結婚やゲイカップルとの人工授精など周囲を巻き込みながら多くの実践を経て、2017年に「積極的非婚出産」を果たした。現在、大阪市内の路地にある古い長屋で友人たちと第一子を養育中。
1.人生と家族に絶望
2.わたし、産みたい
3.新しい「かぞく」の形
わたしの積極的非婚出産Q&A
解説 永田夏来(家族社会学)

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