希望の格闘技

中井祐樹

『木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか』の大宅賞作家・増田俊也氏が大絶賛!

定価
1,540円(本体1,400円+税10%)
ISBN
9784781612232
NDC分類
788
発売日
2014年8月5日
ページ数
220ページ
カテゴリー
趣味・実用

詳細Detail

  • 内容紹介
  • 目次
格闘技界のレジェンドが初めて語る勝負哲学。
いま振り返る伝説のゴルドー戦・ヒクソン戦、「折れない気持ち」のつくり方、わが「最強」論、教えることと学ぶこと、武道とスポーツ、教育としての格闘技、プロとは何か、幸福論……。
その言葉の射程は格闘技にとどまらず、あらゆるスポーツ、そして人生にまで広く、届く。
なぜなら、闘うことと生きることは、同義だからだ。
格闘技で人生を肯定し、格闘技で人生を豊かにしたい、全ての人に捧げる一冊。
巻末に『木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか』『七帝柔道記』の増田俊也氏との特別対談収録。

中井祐樹(なかい・ゆうき)
1970年北海道生まれ。高校時代にレスリング、北海道大学では高専柔道の流れを汲む七帝柔道を学ぶ。同大中退後、上京しシューティング(修斗)に入門。修斗ウェルター級王者となる。1995年バーリトゥードジャパンオープンでは決勝に進み、ヒクソン・グレイシーに挑んだ。右目失明により修斗を引退し、ブラジリアン柔術に転向。ブラジル選手権アダルト黒帯フェザー級銅メダルなど、アメリカ、ブラジルで実績を残す。日本におけるブラジリアン柔術の先駆者であり、現在、日本ブラジリアン柔術連盟会長、パラエストラ東京代表。
【 序 章 】
私の闘い
わがレスリング~高校時代~
わが高専柔道~大学時代~
わが修斗
1995年4月20日のこと
わが柔術

【 一 章 】
勝負論を超えて
私の岐路
ライバルたち
良い練習方法とは
基本を考える
新しい技術と古い技術
オリジナルになる
量から質へ
体重別か無差別か
「力を抜く」こと
心技体考
メンタルトレーニング
折れない気持ちとは
ヴィジョン
根性の正体
誰がために闘う
チームと個人
怪我したときに
練習の強さ、試合の強さ
勝負強さの磨き方
わが「最強」論
MMAの時代
恐怖としてのMMA
グレイシーと桜庭和志
UFCと私
MMAの旅を始めるには
日本人のやり方を
ジャパニーズMMAへの道
初心者指導の原点
日本人に合った指導法
教えることと学ぶこと
「どうしたら強くなれますか?」
向き不向きを超えて
才能と努力
失敗したときに
体罰という指導法
趣味か仕事かそれとも
わが道場、パラエストラ
流派・団体を超えて
私にとっての武道
術と道
実戦と競技の語り方
スポーツか武道か
私が闘っているもの

【 二 章 】
人生を肯定する格闘技
格闘技で食べていくこと
「働く」と「生きる」
教育としての格闘技
苦手・欠点との向き合い方
スタイルよりも個人
組織と私
闘う理由
素晴らしき孤独
なぜ怒るのか
後悔してもしなくても
あきらめること
老いについて
失敗と成長
運の良い人間とは
幸福論
夢のありか
私の価値観
影響を受けたあれこれ
好きな言葉

【 三 章 】
増田俊也×中井祐樹
特別対談
「“大きい筋肉”を使って生きる」
自分の代わりに生徒が勝てばいい
技を隠さないでやってきた
オリジナルだけが勝つ
他の格闘技を尊重する
その人の「型」を発見する道場
「僕はこう思う」という指導
サラリーマンにとっての道場
スタートレックにみる格闘技の未来
格闘技が必要とされる社会
内村鑑三のように書くべし

あとがき

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