すごい人のすごい話

荒俣宏

アラマタさんも知らなかった。
荒俣宏と15人の賢者たちの“元気の出る歓談”

定価
1,760円(本体1,600円+税10%)
ISBN
9784781607788
発売日
2013年4月15日
製本
カテゴリー
文芸・小説

詳細Detail

  • 内容紹介
  • 目次
荒俣宏氏が、どうしても話を聞いてみたかった15人の「すごい人」たち。渋滞、演歌、建築、オランウータン、死……生涯のテーマを持ち、探究の道を行く賢人たちの口から語られる「すごい話」の数々には、荒俣氏も「聞けば聞くほどよく分かる」と思わず脱帽。自ら考案したやり方でもって問題を読み解く15人の賢者たちと荒俣氏の“元気の出る歓談”は、暗い話題の多い昨今の日本を照らす一筋の光となり得る――「生の言葉」が詰まった一冊。


荒俣宏(あらまた・ひろし)
1947年、東京生まれ。作家。慶應義塾大学卒業後、10年間システムエンジニアとして日魯漁業に勤務した後独立。百科事典の編集助手をしながら書いた小説『帝都物語』がベストセラーになり、同作品で日本SF大賞を受賞。また『世界大博物図鑑』でサントリー学芸賞を受賞。神秘学、博物学、風水等、多分野にわたり精力的に執筆活動を続ける。
まえがき
第1章 新しいからおもしろい、未知と未踏
 Ⅰ竹村公太郎さんと楽しむ土地からの発想
   公益財団法人リバーフロント研究所 代表理事 竹村公太郎さん
 Ⅱ西成活裕さんと体を張って実験する渋滞学
   東京大学 先端科学技術研究センター 教授 西成活裕さん
 Ⅲ高田礼人さんと追跡する「変わり者」ウイルスの戦略
   北海道大学 人獣共通感染症リサーチセンター 国際疫学部門 教授 高田礼人さん
 Ⅳ板見智さんと検証するハゲの噂
   大阪大学大学院 医学系研究科 教授 板見智さん

第2章 知れば知るほどすごい、日本の底力
 Ⅰ鈴木一義さんと発掘する幕末大名の幅広い知性
   国立科学博物館 理工学研究部 科学技術史グループ長 鈴木一義さん
 Ⅱ林公義さんと推理する天皇陛下の自然学
   横須賀市自然・人文博物館 専門委員 林公義さん
 Ⅲ船曳建夫さんと聴き惚れる演歌の神髄
   文化人類学者 船曳建夫さん
 Ⅳ町山智浩さんと解析するコミック王国アメリカの影響力
   映画評論家・コラムニスト 町山智浩さん

第3章 生き物は生き物に学べ、生命の叡智
 Ⅰ鈴木晃さんと発見するオランウータンの高度な社会
   オランウータンと熱帯雨林の会 理事長 鈴木晃さん
 Ⅱ小松正之さんと誇る日本人の深いクジラ愛
   政策研究大学院大学客員教授 小松正之さん
 Ⅲ福岡伸一さんと再確認する生命の無常と有情
   生物学者 福岡伸一さん
 Ⅳ浜辺祐一さんと覚悟を決める「人の死に方」
   都立墨東病院 救命救急センター 部長 浜辺祐一さん

第4章 挑戦して悔いなし、人生の壁と坂
 Ⅰ迫慶一郎さんと乗り込む中国での街づくり
   建築家・SAKO建築設計工社 主宰 迫慶一郎さん
 Ⅱ四至本アイさんと突破する近代日本の大きな障害
   コラムニスト 四至本アイさん
 Ⅲ早坂暁さんと白装束で巡る死出の旅路
   作家・脚本家 早坂暁さん

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