「捕まえていて。ずっと……」半泣きの顔を私の胸にうずめ、彼女は全身でその思いをぶつけてくる。幼い交わりだったと思う。感情と欲情ばかりが先走り、暴走する体を制御することができなかった。私の性技は下手で、早紀子はそれ以上に未熟だった。股間はおびただしく濡れているのに膣孔は狭く硬い。ヴァージンだったのかもしれない。それでも早紀子は、私のすべてを受け入れて優しく包みこむ。(「雪の降る町」より)
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