20歳で童貞の宏明は、ジムの水泳インストラクター。そこに通う美華子は30歳で人妻だが抜群のプロポーション。その魅惑的な水着姿に刺激された宏明は、思わず股間をふくらませてしまう。美華子に気づかれ更衣室に逃げこむが、ロッカーの陰で股間にいたずらされ、あえなく昇天――。なんとか仕事を終えて外に出た宏明は、そこで自身の今後を大きく左右する運命の女性と出会う。その女性の名は涼乃。美華子のひとつ下の後輩だという。宏明は清楚な雰囲気の涼乃にひとめぼれ。彼女が17年間、十字架を背負って生きてきたとは知らずに……。
葉月奏太(はづき・そうた)
1969年、神奈川県横浜市生まれ。サラリーマン生活を経て、2011年に『蜜会 濡れる未亡人』(竹書房ラブロマン文庫)で長編官能デビュー。14年『二階堂家の兄嫁』(双葉文庫)で「21世紀最強の官能小説大賞」優秀賞を受賞。近刊に『奥さん、透けてますけど。』(二見文庫)がある。

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